脳をトレーニングすることにおいて最も重要なことは次の通りです。
脳トレの目的、必要性は認知機能を高めると言うことです。
そして最近になって、認知機能はトレーニングすると高めることができるようになったということです。
それは、高齢による認知症の予防や改善が見込めます。また、アスリートのパフォーマンス向上に不可欠と言うことが明らかになってきました。
重要な点は、.通常の場面では認知機能は向上しないということです。
日常生活を過ごしているだけではダメです、高度に知的な仕事をしていてもダメです。読書を多くしていても十分な脳トレにはなりません。
アスリートでいえば、練習や試合だけでは認知機能は高まらないと言うことが報告されています。
しかし、最近(10年ほど前)になって、認知機能を高める効果的な方法が開発されました。それは、カナダで開発されたニューロトラッカーというものです。欧米ではこの方法がすでに普及しつつあります。技術はすでにあるのですが、日本での展開は極めて乏しい状況です。
私たちはこの方法を日本でも普及したいと願っています。高齢者の認知症を考えれば、アスリートのパフォーマンス向上を願えば、子どもの学習能力の向上を見据えて、この方法を普及したいのです。
ニューロトラッカーの普及率は。欧米の1000分の1以下というさみしい状況なのです。